山内歯科医院ブログ


田原市の歯科医院・インプラント治療・予防歯科

5月 17th, 2013 at 12:37:39

“ 治療しない歯科医院を目指します ”

ますます、健康な歯が増えています。

予防の成果が、確実に表れ始めているようです。

喜ばしい限りです。

 

平成23年度と平成24年度の幼稚園・保育園・小中学校の地域歯科保健状況の報告書を豊川保健所さんから頂きました。(豊川保健所は、豊川市・蒲郡市・田原市を管轄しています)

 

受診者数、むし歯の有病率、一人平均むし歯数、有病者一人平均むし歯数、歯肉の状態、フッ素洗口実施状況、第一大臼歯(6歳臼歯)のむし歯状況、歯磨き実施状況、健康教育実施状況またそれぞれの年次推移など詳細かつ貴重なデータです。

 

一人平均のむし歯数(本)

幼稚園・保育園

平成23年度

年少児

年中児

年長児

田原市

0.83

1.71

2.00

愛知県

0.61

1.15

1.66

平成24年度

年少児

年中児

年長児

田原市

0.68

1.35

2.09

        愛知県

 

小学校

平成23年度

1年生

2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

田原市

0.02

0.07

0.12

0.22

0.38

0.57

管内平均

0.05

0.18

0.32

0.48

0.61

0.81

平成24年度

1年生

2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

田原市

0.03

0.05

0.10

0.15

0.24

0.37

管内平均

0.05

0.13

0.29

0.39

0.50

0.69

 

中学校

平成23年度

1年生

2年生

3年生

田原市

0.79

1.26

1.33

管内平均

1.15

1.34

1.57

平成24年度

1年生

2年生

3年生

田原市

0.78

0.94

0.97

管内平均

1.07

1.24

1.45

 

これらの表から、確実に年次ごと、むし歯は減少しています。

学校・行政の方々や歯科関係者、皆様のおかげです。

 

幼稚園・保育園児に関しては、少し愛知県平均よりむし歯の多いのですが、小中学生になると管内平均(豊川市・蒲郡市)より少なくなっています。

 

フッ素洗口実施率の表から、

その結果は、フッ素洗口率・歯磨き実施率・健康教育実施率に関連する傾向にあるように思えます。

 

幼稚園・保育園でのフッ素洗口率は56%(管内平均62%)です。

小学生のフッ素洗口実施率は、85%(管内平均50%)です。

歯磨き実施率は、なんとほぼ100%(管内平均75%)です。

 

しかし、残念ながら中学生の歯磨き実施率は15%になってしまっています。

せっかく今まで良い習慣ができていたのに、非常に残念です。

突然中学生になったら止めてしまう。

 

社会人になっても、皆さん昼食後も歯磨きしてください!

 

小学校でのフッ素洗口について、少しお勉強します。

フッ素の働きで注目される効果は、再石灰化を促すことです。

それは、歯の表面の組織を守ったり、初期むし歯をもとの状態に戻す働きをします。

 

フッ素の効果は生涯期待できますが、

歯が生え始めた直後から、2~3年が最も効果が高く、

次々と大人の歯に生え変わる学童期に利用することは大変効果的です。

 

大きなむし歯は、一度できてしまったらもとの健康な状態に戻すことが出来ません。

児童の将来の歯の健康を目指すためには、学童期の虫歯予防対策の意義は大きいと言えます。

 

北欧諸国では、いち早くこのようなむし歯予防対策を始めました。

その結果、今の日本のむし歯数は、北欧において約10年前に達成しています。

 

歯が生えたら19歳まで強制的に歯科医院に行かせます。

3か月に1回、フッ素を塗ったり、歯の掃除をするだけです。

すべての歯が生えそろうまでこれを繰り返します。

 

定期的な管理をしていくことで、約95%むし歯ができません。

 

もっともっと、健康な歯を増やしましょう!

必ずできます。