山内歯科医院ブログ


田原市の歯科医院・インプラント治療・予防歯科

6月 8th, 2012 at 17:05:23

インプラント治療、ご一緒に考えましょう

今年もスウェーデンからクリスターソン先生とイサクソン先生のお二人に国内外のインプラント情勢や数十年にわたる長期経過症例などの講義をして頂きました。

クリスターソン先生には、1990年からお付き合いをさせて頂き、はやいもので22年が経ちました。当時、世界的に評価された、基礎研究、臨床実績、システムの規格化、機材の販売条件、外科手術研修などがしっかりされていたスウェーデン製のブローネマルクインプラントが、最も信頼性の高い国際基準インプラント治療として始まったばかりでした。

最先端の技術が直接研修できることに、毎年のスウェーデンでのプログラムが非常に楽しみで、新鮮でした。マルメ公立病院、ハムスタッド公立病院、時にはプライベートオフィスで、インプラント研修を受けることができました。たいへん有意義で豊富な体験ができたこと、幸運にもインプラント治療を含めた医科分野との総合的利用法などの機会を得られことにも感謝しています。

 

スウェーデン国内で、インプラント治療が行われて、4~50年が過ぎようとしています。その間、多くのデータ蓄積から、検討しなければならない問題点もあるようです。

 

最近、TVや雑誌などでインプラント治療について取りあげられています。

日本、スウェーデンに限ったことではありません。

外科的な処置を行う以上、残念ながら100%成功するとは限りません。

 

最善を尽くしますが、治療を行う側の問題と治療を受ける側の体質、習慣などの問題、様々なことが単独で起きる場合と重なり合い相乗して起きてしまう場合とあります。

 

日本の23年度歯科実態調査から、インプラント治療を受けられた方の割合を年代別にみてみますと、45歳から54歳の方が2,1%、55歳から64歳の方が4,3%、65歳から74歳の方が4,4%、85歳以上の方が2,8%となり、今後も増加傾向にあります。

 

インプラント治療者の高齢化が進むと考えられます。

インプラントを含めたお口の環境管理が、必要不可欠になります。

 

インプラント治療をこれから受けようと考えておられる方は、メリット・デメリットはもちろんですが、十数年先まで考える必要がありそうです。

また、インプラント治療をすでに受けられた方は、歯周病細菌に弱いので、お口の中を常に清潔に保たなければなりません。

強いかみしめやくいしばりそして、歯ぎしりのある方も要注意です。

 

インプラントを長く使って頂くために定期的なメンテナンス(歯のお掃除)が重要です。実は、歯のお掃除は、インプラントが長持ちするだけでなく、残っている自分の歯も長持ちします。さらに、お口の健康は、からだの健康も守るのです。

 

日本では、今でも多くの方は、「歯科医院は、歯が痛くなってから行くところ」と思っておられます。

 

むし歯や歯周病の治療をしないためにも、

また、インプラント治療にならないように、

定期的に歯の掃除をするだけで、健康を守ることができます。