山内歯科医院ブログ


田原市の歯科医院・インプラント治療・予防歯科

12月 1st, 2011 at 19:17:24

インプラントと歯牙移植

先月、クリスターソン先生とイサクソン先生がお見えになりました。

今回は、骨が不足している場合に使用する人工骨と自家歯牙移植の講義でした。紹介された人工骨の素材は、スウェーデンの小さな会社が開発販売しているチタンの顆粒で、まだあまり知られていません。骨造成のための人工材料には、化学的に作られたものや動物由来、植物由来のものがいままで多く使用されてきました。

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今回紹介されたチタンビーンズ(チタンの顆粒)は、インプラントの材料と同じチタンから作られていますので、からだへの馴染みが非常に良いことが理解できます。しかし、レントゲン写真を撮影したとき、この材料を知らないと少しびっくりした、見慣れない画像になってしまうのです。骨の容積を保ちながら、再生能力も良く、スウェーデンではもうすでに数年前より使用されているそうです。

次に、歯牙移植についての講義をして頂きました。P1000226P1000233

30年前に、自転車で転んで前歯をほとんど無くしてしまった子供に、残っている歯の位置を変えて移植した症例や自家移植した歯が、どの年齢であったか、どのような処置であったのか、どのような過程をたどり、今日に至ってきているか、古い古いスライドも交えて見せて頂きました。

少し驚いたことは、インプラント治療にしばしば持ちいられている、上顎洞粘膜挙上術(粘膜を持ち上げる術法)が、30年前の歯牙移植時に似たような術式が行われていたことです。

本当にありがとうございました。

来年の春も様々な新情報、楽しみにしています。