インプラント講習会
「Pacific Osseointegration Conference in東京」
東京都市センターホテルにて、5月30~31日の2日間Pacific Osseointegration Conference (POC)インプラント講習会がありました。
今回は、「インプラントの予後に影響する危険因子」という演題で、参加人数は300名程でした。インプラント治療の最前線で活躍されています、大学関係の先生方、開業医の先生方、カナダ、スウェーデン、オーストリアなど海外から招待された先生方などから、インプラント手術をできる限り安全に、そして少しでも長く使って頂けるように、また高齢になった際のメンテナンス法など多義にわたる講演内容でした。
今回の大きなテーマのひとつは、インプラント治療が徐々に世に認められるなか、不適切な術式で行われていたり、不十分な滅菌法であったり、あまりにも安価に走り過ぎた為に(安価にする為の努力は必要ですが)、本来使用すべき材料や方法など適切な環境下で行われていない場合が多々見受けられることなど、より良い治療をどのように提供すべきか、我々術者側の襟を正すべく、慎重な取り組みが問われる講習会でした。
「インプラントのいろいろな活用法」
愛知県歯科医師会館に於いて、(6月21日)日本歯科医師会主催のインプラントセミナーが開催されました。インプラント治療は、近年ほぼ95%以上の成功率を誇る有効な歯科治療法の一つです。残念ながら、100%の治療法ではありませんが。しかし、特徴を上手に使う事で、将来起きうるであろう骨の吸収を防止できること、骨に埋められたインプラントが適度な刺激を与えることで、骨への良好な結果を出すことができます。噛めること、失った骨を増殖させること二方向からの効果が期待できます。
インプラント治療の最大の利点であります健康な歯を削ることなく治療ができることや、入れ歯のように取り外しをしなくてもよいことなど、今までの機能を回復するためのインプラント治療から20数年が経過し、刻々と変化するお口の環境を考慮した将来を見据えながらの生活の質の向上(QOL)とインプラント治療が適切に求められる時代の到来を痛感します。