Currently browsing posts found in 5月2010
おとなには、おとなのむし歯予防
「おとなのむし歯に注意」と題して、お昼のTV番組で取り上げられていました。 お子さんのむし歯予防については、10年ほど前より幼稚園、保育園、小学校などで昼食後の歯磨きやフッ素洗口、キシリトールガムの普及、歯科医院での予防メンテナンスなど、子どもの歯を守る為の積極的な取り組みが成果を出し、むし歯は減ってきています。 しかし、おとなへのむし歯予防対策も行われてはいましたが、いろいろな案、情報提供を行っても今までの生活習慣を変えることはなかなか難しいようです。それでも、あきらめる事無く、おとなのむし歯予防の取り組みを続けなくてはいけませんが。 TV番組での予防について簡単に紹介しますと、 ① フッ素入りの歯磨き剤で歯を磨いた後は、水で1回すすぐのみ。 ② 歯を磨けない時は、キシリトールガムを咬む。 ③ 歯ブラシ以外の補助清掃道具(歯間ブラシ・デンタルフロス)などを使って、歯と歯の間の掃除をする。 ④ 間食の種類、取り方に注意する。 などでした。 他に、オゾンを利用したむし歯菌を殺菌するドイツ製機械も紹介されていました。 「むし歯の出来る場所を知ってください。」 ① 歯と歯の間 汚れが溜まり易い。 ② かぶせ物のまわり かぶせ物は、むし歯になることはありません。しかし、かぶせ物の境目が危険なのです。綺麗にしていないと、再びそこからむし歯になってしまいます。 ③ 歯の根もと 年齢とともに歯ぐきがやせてきます。唾液が届かない。 ④ かみ合わせの部分 溝の部分 ⑤ すりへり 長く使っているとすり減ってきます。また、歯を力を入れブラシゴシゴシし過ぎ。 ⑥ 酸性の飲食物の過剰摂取 特に、今まで治療した歯が数か所ある方は、再びむし歯になり易いので気を付ける。つまり、治療したら安心、かぶせたら安心というわけではありません。これからは、ならないようにすることが重要です。 先月、友人の紹介でコペンハーゲンにありますインプラントセンターで研修を受けることが出来ました。この街は、港町らしく運河が街を分断し、いくつもの橋が小さな島々を結び、車や自転車そして、小さな船舶などの交通機関が混在しているエコロジーを強く訴えている街です。また、アンデルセン童話に出てくる人魚姫の像は、現在中国上海万博に貸し出されているそうです。ここコペンハーゲンから対岸の国、スウェーデンへは、いままで高速艇で1時間を要していましたが、数年前に橋が完成し、列車・車で約20分程で行くことが可能になりました。将来は、さらにドイツとも橋でつながれるようになるそうです。 今回、研修をさせて頂きました医院は、他の医院からインプラント治療や外科的な処置の紹介を受けるという、典型的な海外の歯科医院形態です。 欧米の個人による歯科医院の開業形態は、日本の歯科医院の開業形態と少しばかり異なります。それぞれの専門分野に分かれて、開業している場合がほとんどです。たとえば、歯を抜く医院、歯の根っこを治療する医院、被せる医院、入れ歯を作る医院、歯ぐきの治療をする医院など紹介をもとに治療を進めていきます。日本の個人開業の歯科医院では、特別なことがない限りすべての治療を一医院で行う事がほとんどです。歴史的背景や国民性もあり、それぞれ一長一短あると思います。どのパターンがベストなのか判断し難いところです。数年前までは、インプラントを中心とした治療を行ってきましたが、やはり世界的な不況のためか最近インプラント治療をする方が少なくなってきているそうです。 これからといっても、2・3年はかかると思いますが、日本に輸入されるであろう人工骨材料と進化版インプラントの紹介を兼ねた講義もメーカーから受けることが出来ました。