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台北医科大学インプラント研修
先月、台北医科大学に於いて2日間のインプラント講習会へ参加してきました。今回のコースは、アジア地域を中心にニューヨーク大学歯学教育コースの一環として開催されたものです。台湾の先生方を中心に、韓国、中国、シンガポール、日本など500人程の参加者でした。日本からは、約40人の先生方が受講されました。演者は、デニス・ターナー先生と言いまして、ニューヨーク市で開業医として、そしてニューヨーク大学の教授でもあり、歯周疾患やインプラント治療の一人者で、精力的に活躍されています有名な先生です。そして、3年程前にもニューヨーク大学インプラントコースでの講義とセントラルパークが見渡せる高層階に位置する診療室を訪問させて頂きました。 1日目の午前の講義は、インプラント治療の技術を習得する前に、健康な歯・骨・歯肉の生物学的状態を理解する講義でした。新しい知識を得ることはもちろんですが、やはり生まれ持った自分の歯をよく知ることの大切さを痛感させられました。 本当に自分の歯は、良く出来ています。大切にしましょう。 午後には、インプラントを骨に埋め込む場合、歯肉を切開して骨を直視する方法と切開しない方法があります。それぞれの適応症と注意点などの講義とその後、2から8週間後の骨変化およびインプラントの形態(メーカーにより違いがあります)、表面処理の違いなど様々な要素が骨吸収に影響すること、そして感染に対する経年的な骨の変化などでした。 2日目は、抜歯窩(歯を抜いた穴)に骨が充分ある場合と骨が不充分な場合のタイプ分けについて、そしてタイプによる処理方法と使用する人工材料の選択、増骨変化などと、インプラントを埋め込んですぐに歯が出来るケースか、治癒時間が必要なケースかどうかの基準とインプラント間の距離・骨・歯肉などと被せ物との関係について、また長期に渡り機能領域と審美領域を両立させる方法など、非常に有意義で興味深いものでした。