山内歯科医院ブログ


田原市の歯科医院・インプラント治療・予防歯科

NHK(プロフェショナル)で、放送されました!

On: 11月 1st, 2014 at 18:56:08 | In: 医院からのお知らせ

「治療することより、予防することが大切」

「歯科医院は、お口の健康を守る、歯を守るための医療に変わらなければならない!」

と、30年前から診療形態を予防にシフトし、削る治療はできる限りしない、今ある歯を長持ちさせる診療を実践している先生のことです。

それは、山形県酒田市にある、熊谷歯科医院の熊谷先生です。

 

すべての治療が完了してから、数年が経過すると、

新たな箇所や同じ箇所の再治療が必要になる。

つめたものが取れる。

かぶせたところが痛くなる。

治療してもまた悪くなってしまう。

この繰り返しで、最終的に、歯を抜くことになってしまいます。

 

このようなことが、繰り返されないようにする方法はあるのか?

なにか歯を守れる方法はないか?

こんなことを考えていた時、

 

「お口の環境を少し変えるだけで、歯は守れる」

 

という熊谷先生の予防診療に感銘を受け、これは「患者さんの歯を守れる」

この予防中心の診療形態を提供しなければと思い、

酒田市を訪れたのが10数年前になります。

 

熊谷歯科医院での6日間の予防研修は、今までの治療主体の診療から、患者さん個々のお口の環境を知り、予防カリキュラムを作成し、患者さんの意識を変えることから始まります。

 

ところが、診療室に戻り、患者さんに予防の話をしても、誰もが、

「痛い時だけ来ます」

「治療が終わったら、今日で終了」

「痛くないのに何故歯医者に行くの」という返答(時代)でした。

当時、予防の大切さを説明し、実践していくことは非常に困難でした。

 

それでも、多くの人に予防の重要性について知って頂きたいという強い思いがあり、

数回にわたり、小学校、保育園、公共施設、院内などで、

予防の話をする機会を得たことがありました。

 

やはり、歯医者は怖いし、治療でないのにお金がかかるし、予防なんか・・・と、

あまり好意的ではありませんでした。

 

数年前からは、予防の重要性について話し続けた甲斐あって、年齢には関係なく、

「自分の歯をなるべく長くもたせられるなら」

「歯を削らなくてもいいのなら」と

お口のメンテナンス(歯の掃除)だけで来院される方が多くなってきています。

 

今ある歯をできる限り長持ちさせてください。

お子さんには、せっかく綺麗にはえてきた歯です。

一生涯、むし歯のない、健康な状態で過ごして欲しいと思います。

 

切削器具の使用頻度低減に協力してください!

On: 8月 24th, 2014 at 8:51:20 | In: 医院からのお知らせ

歯は、体の中で一番硬い部分です。

もし、むし歯になったら、

硬い、しかも小さな歯を正確に削らなくてはなりません。

そのためには、精密な切削器具(タービン・5倍速コントラ・コントラ)が必要になります。

キーン、ちょっと嫌な音です。(まれにこの音、好きな人もいますが)

 

また、定期的なお口の掃除で、歯石を取られた方もいらっしゃると思います。

この歯石を取る道具も、超微振動を発生する、精密な器具です。(スケーラー)

 

1回の治療やお掃除で、これらの器具を1~3種類使用します。

そして、1回使用する度に滅菌をしますので、かなりの本数が必要になります。

 

現在、切削器具類は、150本位ありますが、少しの異音や軸にブレがあると修理しなければなりません。(修理費が非常に高いのです)

 

患者さん毎の滅菌、メンテナンス、保管、修理など非常に労力と費用がかかります。

 

キーンの音も聞きたくないし、痛いお思いもしたくないですよね。(させたくない)

 

歯は、削らなければ長持ちします。

 

むし歯を減らして、

できる限り歯を削らないように!

できる限り切削器具を使わないように!

ぜひ、協力、お願いします。

 

今年もありがとうございました。

On: 12月 24th, 2013 at 11:49:40 | In: 医院からのお知らせ

「時代は変わりました」

最近までの歯科医院の役割は、おもに病気(むし歯や歯周病など)に対しての治療と処置が中心でした。しかし、現在では、お口の健康(むし歯や歯周病にならないように)を通して、からだ全体の健康を守っていくという考え方に変わってきています。以前までは、1年に1回の検診を受けて頂いていました。検診することで、早く悪いところを見つけ、早く処置をするという考え方でした。しかし、今では、3ヶ月に1回の健診を受けて頂き、悪いところを見つけるという考え方でなく、悪くならないように、健康を維持していくという考え方に変ってきています。

治療することが目的でなく、治療しないために定期的に健診をするということです。

このことは、非常に重要です。

治療しないことが大切だからです。

治療した歯は、治療しない歯(削らない歯)と比べて悪くなる確率が高くなります。

一か所も治療した経験のない方は、今後も治療しないように!

そして、治療した歯が多い方ほど、定期的なお口のお掃除(健診・メンテナンス)が必要なのです。

健診 = 健康を診る = 予防 とも理解できそうです。

病気は、罹ってから治すことより、罹らないようにすることの方が大切と思いませんか?

東京とニューヨークのビジネスマンに、次のようなアンケートを取った結果があります。

「定期的に歯のクリーニングを行っていますか?」

ニューヨークのビジネスマンは、約80%の方が定期的に歯のクリーニングに行っていました。

東京のビジネスマンはどうでしょうか?約00%でした。

健康意識、審美思考、マナー感など、地域性や志向性と関連がありますので、

単純に比較できませんが・・・。

 

「みかんの季節です」

みかんをよく食べると骨粗鬆症になりにくい?

米国学誌で、みかんの色素であるβクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、減らしたりするという論文が発表されています。

果実などに含まれる色素が、骨粗鬆症の予防効果が明らかになったのは初めてだそうです。

静岡県三ヶ日町で行ってきた研究で、みかんを多く食べる女性は骨粗鬆症になる方が少なかったようです。そして、三ヶ日町の女性のβクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連性を測定した結果、毎日みかんを4個食べることに相当する血中濃度の人は、食べない日がある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが92%低かったそうです。     愛知県歯科医師会 会報より

 

「25年間、ご指導ありがとうございました」

スウェーデンから全世界に衝撃を与えた、現在のインプラント治療の基礎ともいえますブローネマルクインプラントの指導を、25年間クリスターソン先生から直接スウェーデンと日本で受けることができました。

現在80歳を過ぎてからも、非常にお元気で、毎回冗談半分に、今回の研修が日本で最後になってしまったらスウェーデンに来なさいとおっしゃって頂いていました。つい先日メールを頂きまして、心臓病は安定しているそうですが、飛行機での長時間移動が困難になってしまったそうです。

前回の来日が最終になってしまいました。

インプラントの技術面をはじめ、スウェーデン国内でのインプラント事情や医療保険制度、福祉のことなどもお話ししてくださり、大変有意義な時間を一緒に過ごすことができました。

今まで様々な多くのことを教えて頂きました。

感謝しています。

ありがとうございました。

また機会を見つけ、スウェーデンにお邪魔させて頂きます。

いつまでもお元気でいらしてください!

 

日に日に寒さが厳しくなってまいりました。

皆様方、良いお年をお迎えください。

 

“ 治療しない歯科医院を目指します ”

On: 5月 17th, 2013 at 12:37:39 | In: 医院からのお知らせ

ますます、健康な歯が増えています。

予防の成果が、確実に表れ始めているようです。

喜ばしい限りです。

 

平成23年度と平成24年度の幼稚園・保育園・小中学校の地域歯科保健状況の報告書を豊川保健所さんから頂きました。(豊川保健所は、豊川市・蒲郡市・田原市を管轄しています)

 

受診者数、むし歯の有病率、一人平均むし歯数、有病者一人平均むし歯数、歯肉の状態、フッ素洗口実施状況、第一大臼歯(6歳臼歯)のむし歯状況、歯磨き実施状況、健康教育実施状況またそれぞれの年次推移など詳細かつ貴重なデータです。

 

一人平均のむし歯数(本)

幼稚園・保育園

平成23年度

年少児

年中児

年長児

田原市

0.83

1.71

2.00

愛知県

0.61

1.15

1.66

平成24年度

年少児

年中児

年長児

田原市

0.68

1.35

2.09

        愛知県

 

小学校

平成23年度

1年生

2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

田原市

0.02

0.07

0.12

0.22

0.38

0.57

管内平均

0.05

0.18

0.32

0.48

0.61

0.81

平成24年度

1年生

2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

田原市

0.03

0.05

0.10

0.15

0.24

0.37

管内平均

0.05

0.13

0.29

0.39

0.50

0.69

 

中学校

平成23年度

1年生

2年生

3年生

田原市

0.79

1.26

1.33

管内平均

1.15

1.34

1.57

平成24年度

1年生

2年生

3年生

田原市

0.78

0.94

0.97

管内平均

1.07

1.24

1.45

 

これらの表から、確実に年次ごと、むし歯は減少しています。

学校・行政の方々や歯科関係者、皆様のおかげです。

 

幼稚園・保育園児に関しては、少し愛知県平均よりむし歯の多いのですが、小中学生になると管内平均(豊川市・蒲郡市)より少なくなっています。

 

フッ素洗口実施率の表から、

その結果は、フッ素洗口率・歯磨き実施率・健康教育実施率に関連する傾向にあるように思えます。

 

幼稚園・保育園でのフッ素洗口率は56%(管内平均62%)です。

小学生のフッ素洗口実施率は、85%(管内平均50%)です。

歯磨き実施率は、なんとほぼ100%(管内平均75%)です。

 

しかし、残念ながら中学生の歯磨き実施率は15%になってしまっています。

せっかく今まで良い習慣ができていたのに、非常に残念です。

突然中学生になったら止めてしまう。

 

社会人になっても、皆さん昼食後も歯磨きしてください!

 

小学校でのフッ素洗口について、少しお勉強します。

フッ素の働きで注目される効果は、再石灰化を促すことです。

それは、歯の表面の組織を守ったり、初期むし歯をもとの状態に戻す働きをします。

 

フッ素の効果は生涯期待できますが、

歯が生え始めた直後から、2~3年が最も効果が高く、

次々と大人の歯に生え変わる学童期に利用することは大変効果的です。

 

大きなむし歯は、一度できてしまったらもとの健康な状態に戻すことが出来ません。

児童の将来の歯の健康を目指すためには、学童期の虫歯予防対策の意義は大きいと言えます。

 

北欧諸国では、いち早くこのようなむし歯予防対策を始めました。

その結果、今の日本のむし歯数は、北欧において約10年前に達成しています。

 

歯が生えたら19歳まで強制的に歯科医院に行かせます。

3か月に1回、フッ素を塗ったり、歯の掃除をするだけです。

すべての歯が生えそろうまでこれを繰り返します。

 

定期的な管理をしていくことで、約95%むし歯ができません。

 

もっともっと、健康な歯を増やしましょう!

必ずできます。

 

 

CTを導入しました。

On: 10月 13th, 2012 at 15:44:25 | In: 医院からのお知らせ

フィンランドのプランメカ社デジタルレントゲンCT(3次元)装置を加えました。

今まで、平面(2次元)画像での診断でした。それに加え、CT撮影を行うことで、平面的(2次元)画像では、分かり難かった症状の原因や病態を、詳細な立体的(3次元)画像により、精度の高い画像診査、診断ができるようになりました。

デジタルレントゲンですので、放射線量は非常に少なく、撮影ができます。

  

保険診療でのCT撮影の適応は、親知らずが骨の中深く神経に近い場合、骨の中に歯がある場合(埋伏歯)、通常よりも歯が多い場合(過剰歯、埋伏過剰歯)、歯の根に大きな病巣がある場合、骨の異常、あごの骨や関節に問題がある場合、骨折、平面(2次元)画像では診断が難しい場合などが認められています。

保険治療のCT撮影料は、3割負担の方で約3,400円位です。

 

保険診療外になってしまいますが、インプラント治療・骨移植・骨造成など行う場合には、立体的(3次元)画像による骨の形、神経の位置などを事前に知ることができます。

  

医療機器のみならず、人の役に立ち、人にやさしい機械の進歩は、素晴らしいことではないでしょうか。

今後も、より良い発明、発見に期待したいと思います。